新築話11

家族の居場所

人間以外の家族がとても大事な家族になってどのくらい経つのか。犬は重要な働き手として、昔から人と一緒に暮らしてきた。家畜の見張りや夜間に安心して寝られるのは犬たちのおかげだ。今でも働いている犬もいるだろうし、お役御免になって、もっと近いパートナーとして家の中で暮らしている。まだ20代の頃あるお宅をリフォームした時に、大型犬で一部屋与えられている犬がいた。当時自分が住んでいた部屋よりも立派な内装で、ここでこの方が生活するのかとなんだか負けた気がした・・・。長生きするようになって人と同じような病気になってしまったりする犬もいるようです。あの犬はその後どうなったのだろうか。大抵は飼い主の方が長く生きる、その後の犬の部屋はどうなっているのか。人との関係性も変わってきたが、彼らが内に秘める力をどのように使っていけるのか、そもそもそんな必要はないのか。猫はもっと難しい気もするが、犬を飼っている人と猫を飼っている人はなんとなく、心に余裕があるように感じます。またその心の持ちようが違いますが。