初めから無理と
できると思えばできるものなのか。会社を作るきっかけになったのは、挑戦的な住宅を施工するためだった。最初は工事してくれる人を探していたが、全く見つからなかった。条件が悪かった。クレーンも入れない、道を作るところから始める必要があった。やるこてとは山ほどあった。採算が合わないと多くの人に言われたそうだった。無理に無理を重ねて結果として完成した。そこまでやる必要があったのかわからない。その思いを形にすることはできる。予算があればいくらでも可能なところはあるけれど、形にするんだという意思が現場を進めることが多々ある。効率よく簡単に稼げる方が職人たちにとっても良い現場だろうとは思います。結果として、多くの人に迷惑をかけることに
なりました。それでも、思いは形にできた。若さゆえだったかもしれないですが、やってやれないことはないと実感しました。それでも、もっと現実的に、もっと厳しく、段取りも、予算の管理もできることは沢山あるし、自分ももっとやれることはある。
