まだ学生の頃のこと
今回の新築は、建具は施主が用意して、自分でとりつけることになっている。家は大きい。が細かいおさまりはミリ単位でやらないといけないところは沢山ある。建具は毎日開け閉めする所です。枠の中に木のドアが収まって、動いて、また戻ってくる。ヒンジも使っていれば緩くなったり、ドア自体が反ったりしたりします。クリアランスをもっていても長年の変化がある。
ミリでとはいっても学生の頃に機械設計している人に、建築の図面は粗いなぁと言われたことがあります。ミリよりも細かいところまでやっているからですね。建築の場合は、自然の中に会って過酷な状態の中にいるので、少し遊びというか余裕があるくらいが丁度いい。じたばたすればするほどうまくいかないような気がします。